セルフマッサージ

肩こりに効くセルフマッサージ

ただの肩もみはNG!

肩こりを解消するとなると、思い浮かべるのが「おばあちゃんにしたことがあるようなマッサージ」。肩の部分を手でモミモミとほぐしてあげるマッサージは、現代の肩こりには通用しないことが多くなっています。現代の肩こりとは、長時間のデスクワークやスマホ操作からくる肩こりのことを意味します。
昔の肩こりと現代の肩こりの違いは、使う筋肉に違いがあります。昔の肩こりは肉体労働からくる肩こりでありまして、大きな筋肉を使います。一方、デスクワークやスマホ操作からくる肩こりは、指の動きや電話を撮る際に使う小さな動きから来ています。現代の肩こりは大きな筋肉の下にある小さな筋肉が原因で起こることなのです。
そのような現代の肩こりに従来の肩もみマッサージを行っても効果はありません。おあばあちゃんにするような肩もみマッサージは表層にある大きな筋肉しかほぐすことが出来ず、下にある小さな筋肉をほぐすことが出来ないのです。現代の肩こりに有効な方法はストレッチなどが効果的です。

 

 

肩こりに効く!簡単マッサージ

その日の疲れや身体の凝りはその日のうちに解消することが望ましく、慢性化すると辛い頭痛や吐き気を引き起こしてしまいます。そうなる前に日頃からセルフマッサージをすることで、軽減することが出来ます。

まず頭皮をほぐしていくので、えりあしの辺りを指の腹で円を描くようにゆっくり押さえていきます。次に両手の親指根元部分をこめかみに当てて耳の後ろに沿って押していきます。これで肩こりの原因にもなる疲れ目が解消して、頭がスッキリします。

そのまま首の後ろ辺りを上から下に指圧してリンパを流していき、肩は手のひら全体を使って背中の肩甲骨の位置から鎖骨の前面まで、一気に撫でながらリンパを流していきます。次に肩から首に向かって円を描くように指をすべらせてマッサージしていきましょう。

また、腕に肩まわりの筋肉をほぐすツボがたくさんあります。肘から上にかけて指の腹で揉みほぐしていくことで、ツボを刺激することが出来ます。

 

 

酷い場合は整体・マッサージ店へ

もちろんセルフマッサージを続けていくだけでもかなり肩こりは軽減されると思います。しかし、デスクワークなどのせいで慢性的な肩こりになってしまっている場合、セルフマッサージでは症状の緩和をすることしかできません。だるい・重いなどの症状だけでなく酷い痛みがあったり、肩こりからくる頭痛に悩まされている場合は早めにマッサージサロンや整体院に行きましょう!